なぜか天気によって起こる不調「天気痛」とは?
- 2022.07.25
■天気痛とは?
気候の変化によって古傷が痛むなど、元々あった持病が悪化することを気象病といいますが、その中でも痛みや気分障害に関わることを「天気痛」と言います。
・頭痛
・肩の痛み、コリ
・気分が沈みやすくなる
・めまい
上記のような症状が代表される症状です。
「雨が降る前はよく気付く」「台風が来ると決まって体調を崩す」「乗り物酔いや乗り物で耳が痛くなる」ような方は天気痛である可能性が高いです。
■気圧と耳の関係
気圧により体調を崩しやすくなりことは何となく感じている方がいても、それがなぜなのかはよく知られていませんが、実は耳の中の内耳という場所に関係しています。
内耳には気圧の変化などを感じ取るセンサーの役割がありますが、そのセンサーが急激な気圧の変化に対して反応し、自律神経のバランスを崩しやすくなります。
昨今は異常気象による爆弾低気圧や台風や大雨の増加など気圧の変化が大きくなることがあり、その影響で天気痛を感じる方も増えていると考えられます。
決まってめまいや耳鳴りを感じる方は予兆を感じた段階で予めお薬を服用しておくことも効果的です。おまもり代わりに抗めまい薬を携帯しておくこともいいかもしれません。