お子様におすすめのアレルギー検査

  • 2022.12.26

■アレルギー性鼻炎の低年齢化

一般的に早くて小学生くらいから発症すると言われてきたアレルギー性鼻炎ですが、近年はアレルギー性鼻炎発症の低年齢化が問題となっており、当院でも3歳くらいのお子様でもアレルギーの症状を認めることがあります。

■アレルゲン(アレルギーを起こす物質)の回避が対処として重要

お子様の場合、お薬の服用だけでなく、アレルゲンの回避が重要になります。多くの方の代表的なアレルゲンはダニ・ハウスダストであるため、適切な掃除、ふとんの洗濯、ぬいぐるみの洗浄などを行うことが大切です。

また、そのアレルゲンをまずは調べてあげることが重要です。調べてみた結果、家庭で飼っているペットが影響していたり、思いがけないものが該当していることもあります。

■小さなお子様でもできるアレルギー検査

従来アレルギー検査は注射針での採血で行われるため、小さなお子様の場合は調べることが難しいという現実がありました。ただ、当院でも採用しているドロップスクリーンという検査機器であれば、指先に傷をつけて少量採血するだけで41種類のアレルゲンを調べることができます。

検査方法や検査項目について詳しくはこちらから

https://iizuka-jibika.com/allergy-speed-diagnose.html

小さなお子様のアレルギーは2~3年で変わると言われています。アレルギーが疑われる場合や調べた時期が3年以上経っている場合は是非ご相談ください。

アレルギー性鼻炎が重症化することや喘息へ移行してしまうことが幼児の場合は心配な点です。早めの対応をしてあげるためにもまずは検査をおすすめいたします。