診療方針とごあいさつ
地域の皆さまに信頼される医療をめざして
高野台いいづか耳鼻咽喉科は、患者さんの症状にあわせてしっかりとした検査、診断に基づいて適切な治療をおこないます。患者さんに病気の理解をしていただいたうえで治療、通院できるように丁寧な説明を心がけます。
耳、鼻、のどはそれぞれ別々の臓器ですが、実は非常に密接にかかわっています。耳の調子が悪い原因が鼻にあったり、のどの違和感があると思っていたら鼻の病気によるものだったりすることはよくあることです。的確な診断をしなければ病気はなかなか治りません。当院では関連のある部位を一緒に診察、検査することでその原因を追究し、診断します。また、その上で適切な治療をおこないます。
その病気になった原因、メカニズムを理解して治療、通院していただけるように耳の中、鼻の中、のどの奥をモニターを使って一緒に見ながら丁寧な説明をいたします。診療結果や治療方法に質問がある際には納得できるまで聞いてください。
患者さんの負担を考え、できるだけ通院回数を少なくすることや可能であればお薬の長期処方もお勧めします。
当院にておこなえない検査、手術や入院が必要な場合には速やかに適切な病院をご紹介いたします。
高野台いいづか耳鼻咽喉科
院長 飯塚 崇
経歴
練馬区富士見台にて出生 | |
練馬区立富士見台小学校入学 | |
練馬区立石神井東中学校入学 | |
1993年4月 | 順天堂大学 入学 |
2000年3月 | 順天堂大学医学部医学科 卒業 |
2000年4月 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 外科研修医 |
2002年4月 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 耳鼻咽喉科入局 |
2004年4月 | 順天堂大学大学院 入学 |
2008年3月 | 順天堂大学大学院 卒業 |
2008年4月 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 耳鼻咽喉科学教室 助教 |
2009年1月 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 耳鼻咽喉・頭頸科 外来医長 |
2011年4月 | 順天堂大学医学部附属浦安病院 耳鼻咽喉科 医局長 |
2013年4月 | 順天堂大学医学部附属練馬病院 耳鼻咽喉・頭頸科 科長 |
2014年7月 | 高野台いいづか耳鼻咽喉科 開院 |
所属学会
資格
業績
英文原著
1. Iizuka T, Kanzaki S, Mochizuki H, Inoshita A, Narui Y, Furukawa M, Kusunoki T, Saji M, Ogawa K, Ikeda K: Noninvasive in vivo delivery of transgene via adeno-associated virus into supporting cells of the neonatal mouse cochlea. Hum Gene Ther. 19(4): 384-90, 2008.
2. Inoshita A, Iizuka T, Okamura HO, Minekawa A, Kojima K, Furukawa M, Kusunoki T, Ikeda K: Postnatal development of the organ of Corti in dominant-negative Gjb2 transgenic mice. Neuroscience. 28; 156(4): 1039-47, 2008.
3. Narui Y, Minekawa A, Iizuka T, Furukawa M, Kusunoki T, Koike T, Ikeda K: Deveropment of distortion product otoacoustic emissions in C57Bl/6J mice. Int J Audiol. 48(8): 576-81, 2009.
4. Minekawa A, Abe T, Inoshita A, Iizuka T, Kakehata S, Narui Y, Koike T, Kamiya K, Okamura HO, Shinkawa H, Ikeda K: Cochlear outer hair cells in a dominant-negative connexin26 mutant mouse preserve non-linear capacitance in spite of impaired distortion product otoacoustic emission. Neuroscience. 164(3): 1312-9, 2009.
5. Ikeda K, Sakai Y, Haruyama T, Misawa N, Misawa N, Hori S, Kusunoki T, Furukawa M, Yokoi H, Yokoi N, Ichihari Y, Kawano K, Matsumoto F, Hayashi C, Yao T, Narui Y, Iizuka T, Ito S, Inoshita A, Kasai M, Saito T, Minekawa A, Oba S, Cho Y. Bacterial contamination of multiple-use atomizers commonly used in Japan. Indian J Otolaryngol Head Neck Surg. 2009 Sep;61(3):193-6. doi: 10.1007/s12070-009-0064-y. Epub 2009 Sep 27.
6. Kasai M, Hayashi C, Iizuka T, Inoshita A, Kamiya K, Okada H, Nakajima Y, Kaga K, Ikeda K: Vestibular function of patients with profound deafness related to GJB2 mutation. Acta otolaryngol. 130(9): 990-5, 2010.
7. Ikeda K, Ono N, Iizuka T, Kase K, Minekawa A, Inoshita A, Kusunoki T: Bacteriologic evaluation of sinus aspirates taken by balloon catheter devices in chronic rhinosinusitis: preliminary study. ORL. 73(5): 271-4, 2011.
8. Okada H, Iizuka T, Mochizuki H, Nihira T, Kamiya K, Inoshita A, Kasagi H, Kasai M, Ikeda K: Gene transfer targeting mouse vestibule using adenovirus and adeno-associated virus vectors. Otol Neurotol, 33(4): 655-9, 2012.
9. Iizuka T, Furukawa M, Ishii H, Kasai M, Hayashi C, Arai H, Ikeda K: Giant cell tumor of the temporal bone with direct invasion into the middle ear and skull base: a case report. Case Reports of Otolaryngology, 2012;2012:690148. Epub 2012 Apr 3.
10. Iizuka T, Furukawa M, Kasai M, Ikeda K: Medial Meatal Fibrosis, Report of six cases and literature review. Ear Nose Throat J. in press.
11. Kusunoki T, Ito S, Iizuka T, Ono N, Ikeda K: A case of retropharyngeal abscess with spondylitis causing tetraplegia. Clinics and Practice, 52(2): 123-4, 2012.
12. Iizuka T, Nagaya K, Sasaki D, Haruyama T, Kojima M, Isogai H, Yoshikawa H, Ikeda K. Atypical Lemierre syndrome, thrombophlelitis of the facial vein. Am J Em Med, 31(2): 460. E1-3, 2013
13. Iizuka T, Haruyama T, Nagaya K. Large osteoma of the external auditory canal. Ear Nose Throat J, 92(7):286-90, 2013.
14. Iizuka T, Kusuniki T, Ono N, Ikeda K. Mumps virus infection with laryngeal edema and thoracic wall phlegmonous inflammation in an adult. BMJ Case Rep. 2013 Feb 18;2013.
邦文原著
1.症例に学ぶ 難治性多発口内炎を主訴とした症例. 飯塚 崇, 永屋 恵子, 春山 琢男, 佐々木 大輔, 沖崎 貴子, 安斎 崇, 小島 雅貴, 芳川 洋. 順天堂醫事雑誌59(6):507-509,2013
2. 薬剤性肝障害にて死亡した急性浸潤型副鼻腔真菌症例. 飯塚崇,岡田弘子,畠将晃,村田潤子,池田勝久. 耳鼻臨床105(5): 437-440, 2012.
3. 咽喉頭部に皮診を認め、両側顔面神経麻痺を呈した水痘帯状疱疹ヘルペス感染症の1例. 深野崇之, 深江治郎, 高梨雅史, 飯塚崇, 服部信孝. 神経内科74(4):427-429, 2011.
4. 悪性外耳道炎による顔面神経麻痺例. 岡田弘子, 飯塚崇, 古川正幸, 池田勝久. Facial Nerve Research 30:165-167,2010.
5. 両側同時性Ramsay Hunt症候群例. 飯塚崇, 古川正幸, 岡田弘子, 池田勝久. Facial Nerve Research 30:88-90,2010.
6. GJB2遺伝性難聴者の平衡機能の解析. 笠井美里, 林千江里, 飯塚崇, 井下綾子, 神谷和作, 岡田弘子, 中島幸則, 加我君孝, 池田勝久. 頭頸部自律神経 25: 24-28, 2011.
7. 頸静脈孔傍神経節腫と鑑別困難であった頸静脈孔髄膜腫例. 林千江里, 古川正幸, 春山琢男, 奈良林修, 飯塚崇, 池田勝久. 耳鼻臨床104(8): 553-557, 2011.
8. 真珠腫性中耳炎症例における乳突洞の細菌学的検討. 飯塚崇, 古川正幸,笠井美里,池田勝久. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会会誌. 28(1):55-57, 2010.
9. 幼弱期のGjb2変異マウスの歪耳音響放射(DPOAE)の測定及び外有毛細胞の機能評価. 峯川明, 成井裕弥, 井下綾子, 飯塚崇, 安部尚央, 欠畑誠治, 木谷令, 新川秀一, 小池卓二, 池田勝久. 頭頸部自律神経. 24. 10-14, 2010.
10. 深頸部膿瘍より降下性壊死性縦隔炎に至った2例. 藤巻充寿, 伊藤伸, 大峡慎一, 飯塚崇, 楠威志、池田勝久. 耳鼻咽喉科臨床. 補126.73-79, 2010.
11. 咽喉頭異常感症に対するPPI(Proton Pump Inhibitor)の臨床的評価. 林千江里, 横井秀格, 一針幸子, 横井尚子, 飯塚崇, 古川正幸, 池田勝久. 耳鼻咽喉科臨床. 補126.30-32, 2010.
12. Lipo-PGE1の突発性難聴に対する有効性. 飯塚崇, 笠井美里,春山琢男, 峯川明, 齊藤達矢, 林千江里, 八尾亨, 酒井陽子, 一針幸子, 横井尚子, 横井秀格,古川正幸, 関眞規子, 楠威志, 池田勝久. 耳鼻咽喉科臨床. 補126.10-14, 2010.
13. 栄養血管が同定できなかった鼓室型グロームス腫瘍例. 古川正幸, 春山琢男, 林千江里, 奈良林修, 杉田玄, 飯塚崇, 笠井美里, 池田勝久. 耳鼻咽喉科臨床. 補126.6-9, 2010.
14.中耳奇形症例の顔面神経走行異常の検討. 飯塚崇, 古川正幸, 岡田弘子, 池田勝久. Facial Nerve Research. 29巻 :34-36, 2010.
15.味覚障害と中耳真珠腫の進展度分類についての検討. 岡田弘子, 古川正幸, 飯塚崇,池田勝久. Facial Nerve Research. 29巻 :151-152, 2010.
16. 診断に苦慮した成人発症の頸部リンパ管腫例. 飯塚崇, 横井秀格, 杉田玄, 古川正幸, 楠威志, 池田勝久. 耳鼻臨床102(12):1065-69, 2009.
17. 乳児Bell麻痺の1例. 飯塚崇, 古川正幸, 池田勝久. Facial Nerve Research. 26巻 :133-35, 2007.
18. 全身麻酔下中耳手術に対するレボフロキサシン経口抗菌薬使用の検討. 飯塚崇, 古川正幸, 春山琢男, 笠井美里, 林千江里, 奈良林修, 楠威志, 池田勝久. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会会誌. 27(1):73-76, 2009.
19. 周期性四肢運動による睡眠障害への耳鼻咽喉科における検討と対応. 井下綾子, 飯塚崇, 林千江里, 横井秀格, 池田勝久. 口腔・咽頭科. 20(3):335-40, 2008.
20. 当科における顔面神経減荷術の効果. 飯塚崇, 古川正幸, 成井裕弥, 池田勝久. Facial Nerve Research. 27 :180-82, 2008.
21. セカンドオピニオン目的に当科を受診した顔面神経麻痺症例の検討.飯塚崇, 成井裕弥, 古川正幸, 池田勝久. Facial Nerve Research. 26:133-135, 2007.
22. Gjb2コンディショナルノックアウトマウスの内耳における遺伝子導入の検討. 飯塚崇, 金珍花, 成井裕弥, 古川正幸, 池田勝久. 頭頸部自律神経21:31-33, 2007.
23. スギ花粉症に対する第2世代抗ヒスタミン薬による初期治療の検討(その2). 池田勝久, 小山幸子, 飯塚崇, 成井裕弥, 八尾亨, 林千江里, 中澤詠子, 梓澤陽子, 杉田玄, 畠将晃, 井下綾子, 大野眞弓. Pharma Medica. 24(3):127-31, 2006.
24. スギ花粉症に対する第2世代抗ヒスタミン薬の有用性に関する試験的検討. 榎本冬樹, 小山幸子, 飯塚崇, 成井裕弥, 林千江里, 八尾亨, 古川正幸, 池田勝久. Progress in Medicine. 26(3)729-37, 2006.
25. スギ花粉症に対する第2世代抗ヒスタミン薬による初期治療の検討. 池田勝久, 榎本冬樹, 小山幸子, 大野眞弓, 蕨希欧伊, 飯塚崇, 芳川洋, 中澤詠子, 畠将晃, 梓沢陽子, 杉田玄, 中澤麻美. Pharma Medica. 23(4)109-12. 2005.
26. 循環・呼吸器系手術を同時期に必要とした癌手術例の検討. 羽田真朗, 芦沢一喜, 神谷健太郎, 石井健一, 飯塚崇, 牧真彦, 武川悟, 宮坂芳明, 中込博, 三井照夫, 千葉成宏. 山梨県立中央病院年報. 28: 33-35, 2001.
27. 肺癌に対する両側一期的手術症例の検討. 神谷健太郎, 千葉成宏, 羽田真朗, 飯塚崇, 石井健一, 牧真彦, 宮坂芳明, 武川悟, 中込博, 三井照夫, 芦澤一喜, 宮下義啓, 小山敏雄. 山梨肺癌研究会会誌. 15(1):31-34, 2002.
研究助成(研究代表者)
文部科学省(文部省)科学研究
平成21年 若手研究B 「難聴モデルマウスにおける聴力獲得の挑戦」
平成23年 若手研究B 「出生直後のマウスへの遺伝子導入による聴力改善」
平成25年 基盤研究C 「難聴モデルマウスへの低侵襲蝸牛内投与による聴力獲得」
その他の助成
平成19年 | 老人性疾患病態・治療研究センター研究奨励賞 「マウスにおけるアデノ随伴ウイルスを用いた遺伝子治療による聴力改善」 |
平成20年 | 老人性疾患病態・治療研究センター研究奨励賞 「難聴マウスへのアデノ随伴ウイルスを用いた遺伝子治療による聴力改善」 |
受賞歴
平成20年 | 順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学教室 同門会奨学賞 |
平成25年 | 順天堂大学医学部後援会 地域医療・学術奨励賞 |
非常勤医師の紹介
梶山 美里
- 火・金曜日 午前診療を担当
安齋 崇
- 土曜日 午前診療を担当
園田 健二
- 月曜日 午前診療を担当