予防接種 練馬区 練馬高野台の耳鼻咽喉科 高野台いいづか耳鼻咽喉科

東京都練馬区南田中3-7-28 1階

西武池袋線「練馬高野台駅」徒歩3分

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予防接種

インフルエンザ

インフルエンザインフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられます。お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することがありますので注意が必要です。

季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。

ワクチンの効果

国内の研究によれば、65歳以上の施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。また、6歳未満の小児を対象とした2015~16年の研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。
現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。

当院のインフルエンザワクチン予防接種について

不活化ワクチン皮下注射

当院では完全予約制で、毎年10月~翌年の1月までの時期にご案内しております。
接種の回数は
○小児(6か月~13歳未満)は、2回接種推奨。
○一般(13歳以上)は1回となっております。
13歳未満のお子様は、1回目と2回目の接種の間隔を2週~4週間開けましょう。

経鼻弱毒生インフルエンザワクチン「フルミスト」

完全予約制で、10月~12月の時期にご案内予定です。このワクチンは2024年から開始した新ワクチンのため、入荷状況によりご案内時期が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

どんなワクチン?

フルミストは、新しく認可された注射しないインフルエンザワクチンです。従来の不活化ワクチンの皮下注射とは違い、両鼻に0.1mlずつの薬液をスプレー(噴霧)するだけなので、接種時の痛みが無く、1回の接種で完了します。
毒性の弱いウイルスを使った「生ワクチン」で、国内では2歳から18歳までのお子様が対象となっています。
インフルエンザウイルスの一般的な侵入口である鼻腔に直接免疫が作られるため、インフルエンザの感染そのものを防ぐ効果があることや、生きたウイルスで免疫を獲得することから、流行株とワクチン株が大きく異なっていても発症を軽症化させる作用があると考えられています。(ただし100%かからない、ということでないことはご承知おき下さい 。)
接種後2週間でワクチンの効果を得られ、持続期間も1シーズン通して維持されます。

以下の方に特におすすめしています。
  • 注射に苦手意識を持つお子様
  • 毎年、不活化ワクチンの注射を打っていてもインフルエンザにかかってしまう方
  • 注射で腕が腫れてしまう方
  • 受験生やスポーツ選手など、感染リスクを最小限にしたい方
  • クリニックに何度も通う時間が取れない方
フルミストの接種対象年齢と回数・料金

フルミストが接種できるのは2歳以上19歳未満までで、接種回数は原則年1回となっています。
1回 9,000円
※「フルミスト」は練馬区の小児インフルエンザ予防接種一部費用の助成対象外で、全額自己負担のワクチンです。ご注意ください。

フルミストの副作用

両鼻に薬液を注入するため、接種後にくしゃみや鼻水が出ることがあります。
また、喉に薬剤が垂れることもありますが、飲み込んでも問題はないのでご安心ください。
生ワクチンであることから、接種後数日、軽い風邪のような症状(鼻水・鼻閉・咳など)が約50%の方に現れ、微熱を含めて発熱も約10%の方で認めます。稀ではありますが、発疹、蕁麻疹の他にアナフィラキシーショックやギランバレー症候群のような重い副反応を起こす可能性は、他のワクチン同様否定できません。

接種できない方(当院の基準も含め)
  • 2歳未満の方と19歳以上の方(有効性が実証されていません)
  • 明らかな熱(37.5度以上)がある方
  • 接種当日に、風邪やひどい鼻炎、鼻閉のある方
  • 喘息の治療を行っている方、また1年以内に喘息の発作があった方
  • インフルエンザワクチンの成分(鶏卵、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニン)に対して重度のアレルギーがある方
  • 以前インフルエンザワクチン接種後に、アナフィラキシー症状を起こしたことがある方
  • 痙攣の既往がある方
  • ご家族に乳児や妊娠中の方がいたり、免疫不全の方、または免疫不全の方と日常的に接 する機会のある方(ご家族・介護者)
  • 妊娠している方、またはその可能性が高い方、授乳中の方
  • 心疾患、肺疾患、肝疾患、糖尿病・腎疾患などの代謝性疾患、血液疾患、神経系疾患、免疫機能低下などの慢性疾患をお持ちの方
  • 治療のためにアスピリンやサリチル酸系を含む薬を内服している方
  • 一定時間内にインフルエンザの抗ウイルス剤を服用した方
    ※ワクチンの効果が弱まる可能性があるため、リレンザ・タミフルは48時間、ペラミビル(ラピアクタ)は5日、ゾフルーザは17日間、間隔を空けていただくようにお願いします。
  • 他、接種は控えた方が良いと医師が判断した場合
注意するべき点
  • 接種時に号泣するお子様の場合、多量の鼻汁のためワクチンがうまく鼻腔に入らず、効果が弱ってしまう可能性があります。お子様には可能な限り保護者の方からご説明いただき、出来るだけ良いコンディションで受けられるように、ご協力をお願いいたします。
    ※やり直しはできませんので、怖がるお子様には確実に投与できる注射の方がおすすめです。
  • 接種後の1~2週間は、感染力の低い弱毒化されたウイルスが鼻や喉から排出する可能性があるため、周囲に乳児(1歳未満)や妊娠中の方、免疫不全の方や重篤な健康状態にある人と密に接触をしないよう配慮が必要です。また接種後2週間は、上記理由にて本剤のワクチンウイルスがインフルエンザの迅速検査で陽性反応を示すことがあります。これに対して抗インフルエンザ薬を使用するとワクチンの効果が弱まってしまうので、ご注意ください。接種後早期に発熱などインフルエンザを疑う症状が出た場合、医療機関にフルミストを接種した旨を伝え、抗インフルエンザ薬(タミフルやイナビルなど)を内服するのかは医師と相談しましょう。
  • 接種後の入浴や軽いジョギングなど通常の生活は可能ですが、接種後すぐの過度な運動(スイミング等)は控えてください。
  • 女性の方は、接種後2ヶ月間は妊娠しないように注意しましょう。
  • 接種後はショック・アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管性浮腫など)が起こることがありますので、10分は院内に待機していただき、その後20分はすぐに医師と連絡が取れるようにしておきましょう。
他のワクチンとの接種期間の間隔について

フルミストは生ワクチンとなっていますが、抗体を作る仕組みが鼻粘膜からの作用となります。そのため、他のワクチンとの同時接種は可能であり、また間隔をあけずに他のワクチンを接種することは可能となっています。

お付き添いについて

次の方はお付き添いが必要です。
17歳以下の方は保護者の方とお付き添いをお願いいたします。

所在地 東京都練馬区南田中3-7-28 1階
電話 03-6913-3366
最寄駅 西武池袋線「練馬高野台駅」より徒歩3分
診療科目 耳鼻咽喉科・アレルギー科
診療時間
9:00~12:30 remove remove
15:00~18:30 remove remove remove
▲~13:00まで 休診日木曜・土曜午後・日曜・祝日 混雑状況について
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